4限目のマンガ研究の授業で、テレビシリーズのエヴァンゲリオンのOPを見た。先生曰く、良いオープニングはそれだけで物語の行きつく先が分かる、という。要所要所で一時停止し先生が「ここはこういう意味で〜、ここは〜を表していて〜」と解説を挟む。私はへぇ〜〜と思いながら映像に目を向ける。
先生は「ここは〜を表しているのが分かりますよねぇ〜」と、さも当たり前のことのように言っていたが、私は解説を入れてもらわなきゃ分からなかった。ただただ次々と現れる映像に目を奪われているうちに1分半が過ぎた。エヴァのファンの方、神話に詳しい方、動体視力の良い方は分かるのだろうか。
個人的には、一瞬だけ映るたぶんアスカのエヴァが、武器の刃物?を前に構えるポーズがかっこよかった。
また先生は、エヴァOPは歌詞と映像をリンクさせた非常に分かりやすい作りになっている、と言っていた。思わせぶりなモチーフや人物が多々登場していたため、意外に感じた。
放課後、パソコン室にて今日締切の課題を作成していた。途中から2人入ってきて、騒がしく話し始めた。皆で利用する部屋で自分たち以外にも人がいる場合、周囲に配慮してトーンを抑えて話すべきだと思う。なのに騒々しくしている。私がいることが見えていないのか?……私の存在感が弱いからか……。
自分の、空気への溶け込み具合の揺るぎなさを再確認し、ややかなしくなりながらキーボードを打ち込んだ。
8時頃夕飯を食べ直後横になり寝てしまった。起きたら11時半だった。よくあることだ。
風呂に入る。残酷な天使のテーゼを心の中で口ずさみながら体を洗う。